近年、iHerbやAmazon.comなどを利用した「海外サプリの個人輸入」が広がりを見せています。
その中でも特に注目されているのが、睡眠改善に役立つとされるメラトニンという成分を含んだサプリメントです。
しかし、日本国内では「注文したメラトニンが税関で止められた」「没収された」といった声も少なくありません。
せっかく体調改善のために購入したサプリが届かないのでは困ってしまいますよね。
この記事では、メラトニンの輸入に関する日本の法律やルール、実際の没収例、安全に購入するための方法について、わかりやすく整理して解説します。
購入前に必ずチェックしておきたいポイントを知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
日本では、医薬品として処方されているので、市販では入手できないことになっています。

メラトニンとは何か?日本と海外での扱いの違い
メラトニンの基本: 作用・眠りとの関係・サプリとしての人気
メラトニンは、体内で自然に分泌されるホルモンで、主に「体内時計の調整」に関わる働きをしています。
日が落ちると分泌が増え、眠気を促進。逆に朝になると分泌が減り、目覚めをサポートします。
この作用から、メラトニンは睡眠の質向上や時差ボケ対策として広く注目され、海外ではサプリメントとして手軽に購入できます。
海外(特に米国)の流通状況: サプリとして容易に購入できる背景
アメリカをはじめとする多くの国では、メラトニンは栄養補助食品(サプリメント)として分類されています。
ドラッグストアやスーパー、iHerbのようなオンラインショップでも、年齢制限なしに誰でも購入可能です。
価格も手頃で、1本に数百錠入った製品が主流。
レビューも豊富で人気の高さがうかがえます。
日本での扱い: 医薬品認定・処方箋が必要・サプリとして市販されていない点
一方、日本では事情が異なります。
メラトニンは医薬品成分に指定されており、国内では一般的なサプリとして販売されていません。
医師の診断を受け、処方箋があって初めて入手できる成分とされており、ドラッグストアや日本のネット通販では基本的に流通していません。
なぜ「日本は厳しいのか」: 法制度(医薬品医療機器等法など)・安全性の観点
日本では、医薬品の輸入・販売に関して厳格なルールが設けられており、「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」がその中心です。
メラトニンが医薬品に分類される理由は、ホルモン作用があることによる安全性の懸念や、長期的な使用による副作用リスクが考慮されているため。
あくまで「医師の管理下」で使用すべき成分とされています。
iHerbでメラトニンを購入した場合の「没収リスク」の実際
個人輸入におけるルール:何が許されていて何が違反か
日本では、個人での使用目的に限って、一定の条件のもとで医薬品の輸入が認められています。
ただし、条件を逸脱すると違法行為と見なされ、税関で没収される可能性があります。
基本的なルールは以下の通りです:
- 個人使用に限る(販売目的はNG)
- 用量・用法が明記された製品であること
- 数量制限を守る(1回の輸入で2か月分まで)
「2か月分まで」など数量目安の情報例:ネット上の報告から整理
実際にネット上では以下のような体験談・ガイドが見られます:
- 「1本(90錠)程度なら通った」
- 「3本注文したら税関で止められた」
- 「10mgの高用量タイプは通らなかった」
多くのブログや個人輸入代行サイトでも、「1回の注文で1〜2本までに留めるのが安全」というアドバイスが見られます。
実際に「没収/返送された/滅却同意書が必要だった」といった体験談・報告
実際の体験として、以下のようなケースが報告されています:
- 「税関から通知書が届き、成分が医薬品に該当するため輸入できないとの連絡」
- 「滅却同意書に署名し、税関で破棄してもらった」
- 「受取拒否・返送対応になったが送料は戻らなかった」
なぜ税関が止めるか:医薬品成分の個人輸入規制・数量超過の判断基準など
税関では、成分や製品ラベルをチェックし、以下の基準で判断します:
- 成分が医薬品に該当するか(厚生労働省のリスト参照)
- 輸入量が「個人使用の範囲」を超えていないか
- 適切な説明書や成分表記があるかどうか
ルールに反する場合、輸入は拒否され、「滅却処分」または「返送」という形で商品を失うことになります。
没収・トラブルを回避するためのポイント
注文前にチェックすべき「法律・数量・表示」
iHerbでメラトニンを購入する前に、以下を確認しましょう:
- 成分が日本で医薬品扱いかどうか
- 用量・使用日数(2か月以内か)
- 製品ラベルの英語表記の正確さ
- 「栄養補助食品(dietary supplement)」表記の有無
購入量・ボトル数の目安:少量購入・分割購入のメリット
安全策としては:
- 1〜2本までにとどめる
- 用量が低いタイプ(1〜3mg)を選ぶ
- 複数回に分けて注文し、まとめ買いを避ける
通関時に留意すべき梱包・申告・配送ルートなど
- 内容物がはっきり書かれたインボイスであること
- 化粧品やサプリのように誤解を招かない申告名が使われていること
- 国際配送業者によっては厳しさが異なるため、配送会社の選定もポイント
代替案:日本国内で合法に入手できる製品・代替成分(GABA、L-テアニン、グリシンなど)の検討
もし輸入リスクを避けたい場合、以下の選択肢があります:
- 医師に相談して処方してもらう
- メラトニン以外で睡眠に良いとされる成分(GABA、L-テアニン、グリシンなど)を含む国内製品を選ぶ
- 「休息サポート」や「ナイトサプリ」といったジャンルで探すと合法な代替品が見つかります
よくある質問(FAQ形式)
Q1. 1本買ったら没収されますか?
→ 1本であれば基本的に問題になる可能性は低いですが、成分表やパッケージによっては止められることも。
必ず用量・成分・個人使用前提であることを確認しましょう。
Q2. サプリメント表記だから大丈夫?
→ 表記が「サプリ」でも、成分が医薬品扱いであれば没収対象になります。
見た目や分類よりも中身が重視されます。
Q3. 友人の分も一緒に注文できますか?
→ 家族以外の分を注文するのは違法とされる場合があります。
個人使用の範囲を超えないようにしましょう。
Q4. もし没収されたらどうすればいい?
→ 税関から通知が届いたら、「滅却同意書に署名」して破棄するか、返送手続きを行うのが一般的。
費用は返金されない場合が多いです。
Q5. 国内でメラトニンを合法に使う方法は?
→ 医師の診察を受け、処方薬として入手する方法が最も確実です。
また、合法な睡眠サポートサプリを選ぶのも一つの手です。
まとめ・終わりに
メラトニンは睡眠を助ける成分として非常に魅力的ですが、日本では医薬品扱いのため、個人輸入には一定のリスクがあることを理解しておきましょう。
安全に利用したいなら:
- 2か月分以下の数量を守る
- 正しい成分表・申告で注文する
- 国内の合法な選択肢も検討する
といった対策が重要です。
最後に、iHerbなどでの個人輸入は自己責任となります。
法令は変わることもあるため、最新の厚生労働省情報をチェックすること、そして体調への影響をしっかり確認しながら使用してください。
睡眠改善は大切なテーマだからこそ、安全で安心な方法を選んでいきましょう。
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