家庭で出る生ゴミを減らし、環境にも優しいコンポスト。
しかし、市販のコンポスト容器は高価なものも多く、
ハードルが高いと感じる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、100均のバケツを使って手軽にコンポストを自作する方法を紹介します!
初心者でも簡単に始められるので、ぜひ試してみてください。
100均バケツコンポストのメリット
100均バケツでコンポストを作るメリットはたくさんあります。
✅ コストが安い:必要な材料はほぼ100円ショップで揃う
✅ 手軽に作れる:特別な道具や技術は不要
✅ 省スペース:ベランダや庭の片隅でOK
✅ ゴミの削減:生ゴミを堆肥に変え、環境にも優しい
コンポスト初心者でも始めやすい方法なので、まずは試してみましょう!
環境省が出しているコンポストガイドはこちら★
【準備編】100均バケツコンポストに必要なもの
必要な材料
100均(ダイソーやセリアなど)やホームセンターで揃えられる材料を用意しましょう。
🔹 必須アイテム
- フタ付きバケツ(10L以上が理想)
- ドリル or キリ(通気穴を開ける用)
- 木炭 or 竹炭(消臭&通気性UP)
- 新聞紙 or ダンボール(湿度調整用)
🔸 あれば便利なもの
- スコップ(混ぜるときに便利)
- ゴム手袋(衛生的に作業できる)
バケツは密閉できるフタ付きのものが◎。
フタなしだと虫が湧く原因になるので注意しましょう!
【作り方編】100均バケツコンポストの作り方
① バケツに穴を開ける
バケツの側面と底にドリルやキリを使って通気用の穴を開けます。
- 側面に数cm間隔で5〜6個
- 底にも3〜4個
※穴が大きすぎると虫が入りやすくなるので、5mm程度の穴にするのがポイント!
② バケツの底に木炭を敷く
穴を開けたバケツの底に、木炭や竹炭を敷き詰めます。
- 消臭効果&通気性をよくする役割がある
- 約5cmの厚さで敷くと効果的
これがコンポストの基礎部分になります。
③ 新聞紙 or ダンボールを敷く
木炭の上に新聞紙やダンボールを重ねて敷くと、余分な水分を吸収して臭い防止に!
【運用編】コンポストの使い方
① 生ゴミを入れる
バケツの中に野菜くずや果物の皮、卵の殻などの生ゴミを入れます。
✅ 入れてOKなもの
- 野菜くず・果物の皮
- コーヒーかす・お茶がら
- 卵の殻
❌ 入れない方がいいもの
- 肉・魚(臭いや虫の原因)
- 油もの(分解しにくい)
- プラスチック類
生ゴミはできるだけ細かく切ると、分解が早まります!
② 土や腐葉土をかぶせる
生ゴミの上から土や腐葉土を軽くかけることで、臭いを抑えながら微生物の分解を促進します。
※「畑の土」や「使い古した観葉植物の土」でもOK!
③ 1週間ごとに混ぜる
発酵を促すため、週に1回程度スコップでかき混ぜるのがポイント!
- 空気を含ませることで分解が進む
- 水分が多い場合は新聞紙を追加
- 逆に乾燥しすぎたら少し水を足す
うまく管理すると、約1〜2か月でふかふかの堆肥に!
【Q&A】100均バケツコンポストのよくある疑問
Q1. 臭いが気になる場合は?
👉 木炭を追加する or 土を多めにかけると臭いが抑えられます。
Q2. コバエが湧くのを防ぐには?
👉 フタをしっかり閉める&穴を細かくすると虫が入りにくいです。
Q3. 失敗したらどうする?
👉 水分が多すぎる場合 → 新聞紙を足す
👉 乾燥しすぎている場合 → 少量の水を加える
簡単な調整で改善できるので、気軽に試してみましょう!
まとめ
100均のバケツを使ったコンポストなら、
手軽に生ゴミを堆肥に変えることができます。
🔹 作り方の流れ
- バケツに穴を開ける(通気性UP)
- 木炭+新聞紙を敷く(臭い&水分調整)
- 生ゴミを入れて土をかぶせる(微生物の分解促進)
- 週1回混ぜる(発酵を促す)
家庭菜園やガーデニングをしている人には、無料で良質な堆肥が作れるので特におすすめです!
まずは小さく始めて、エコで楽しいコンポスト生活を試してみてくださいね♪