アイスクリーム好きなら誰もが知っている「ハーゲンダッツ」。
濃厚でなめらかな口どけが特徴の高級アイスですが、一部では「ハーゲンダッツはラクトアイスなの?」という疑問が浮上することも。
実際のところ、ハーゲンダッツはラクトアイスなのでしょうか?
この記事では、アイスクリームの分類やハーゲンダッツの特徴、美味しさの秘密について詳しく解説します。
ハーゲンダッツはラクトアイスではない!その理由とは?
結論から言うと、**ハーゲンダッツはラクトアイスではなく「アイスクリーム」**に分類されます。
日本の法律では、乳成分の割合によって以下の3つの種類に分類されています。
- アイスクリーム:乳固形分15.0%以上(うち乳脂肪8.0%以上)
- アイスミルク:乳固形分10.0%以上(うち乳脂肪3.0%以上)
- ラクトアイス:乳固形分3.0%以上
ハーゲンダッツのバニラアイスの場合、乳固形分は約20%、乳脂肪分は15%と非常に高く、「アイスクリーム」に分類されます。
つまり、ハーゲンダッツはラクトアイスではなく、高品質なアイスクリームなのです。

ラクトアイスとは?アイスクリームとの違い
それでは「ラクトアイス」とは何か、アイスクリームとの違いを見ていきましょう。
① 乳成分の違い
上述したように、ラクトアイスは乳成分(乳固形分)が3%以上含まれていればOKですが、
アイスクリームは15%以上と厳格な基準があります。
つまり、ラクトアイスは乳成分が少なく、植物油脂などでコクやなめらかさを出している商品が多いです。
② 味わいと口どけ
アイスクリーム(特にハーゲンダッツ)は乳脂肪が多いため、口に入れた瞬間に濃厚でクリーミーな味わいを感じられます。
一方、ラクトアイスは乳脂肪が少なく、さっぱりとした味わいが特徴。乳の風味よりも甘さが際立つ傾向があります。
③ 価格の違い
高品質な乳成分を多く含むアイスクリーム(特にハーゲンダッツ)は価格が高め。
一方、ラクトアイスは植物油脂を使用することでコストを抑えられるため安価に販売されます。
ちなみに、ロッテの「爽」は代表的なラクトアイスです!
なぜハーゲンダッツはこんなに美味しいのか?
ハーゲンダッツが「特別に美味しい」と感じる理由は、以下のポイントにあります。
① 高品質な原材料
ハーゲンダッツは、乳脂肪分の高いクリームと新鮮な牛乳を贅沢に使用しています。
特にバニラアイスにはマダガスカル産のバニラビーンズを使い、深い香りとコクを生み出しています。
② 卵黄を使用したリッチな味わい
市販のアイスには卵黄を使わないものも多いですが、ハーゲンダッツは卵黄を使用。
これにより、なめらかでコクのある口当たりになります。
③ 空気の含有量が少ない
一般的なラクトアイスやアイスミルクは、空気を多く含むことで軽く、さっぱりした食感になっています。
しかし、ハーゲンダッツは空気の含有量を抑え、濃厚でずっしりとした食感を実現しています。
ハーゲンダッツとラクトアイス、どちらを選ぶべき?
ラクトアイスを選ぶべきシーン
- 価格を重視したいとき(お手頃な価格で買える)
- さっぱりした味わいが好みのとき
- カロリーを抑えたいとき(脂肪分が少ないため、比較的カロリー控えめ)
ハーゲンダッツを選ぶべきシーン
- 濃厚な味わいを楽しみたいとき
- 特別なご褒美として食べたいとき
- 高品質な素材にこだわりたいとき
シーンに合わせて選ぶことで、アイスをより楽しめますね。
まとめ|ハーゲンダッツはラクトアイスではなく本格アイスクリーム!
ハーゲンダッツはラクトアイスではなく、乳脂肪分が豊富な**「アイスクリーム」**に分類されます。
そのため、一般的なラクトアイスとは違い、濃厚でなめらかな口どけが楽しめるのが特徴です。
「さっぱり派」の方にはラクトアイスも魅力的ですが、「濃厚で贅沢な味わい」を求めるなら、やはりハーゲンダッツがおすすめ!
その日の気分に合わせて、最適なアイスを選んでみてくださいね。