腸活

授乳中のファスティングはOK?安全な方法と注意点を解説!

「産後ダイエットをしたいけど、授乳中だからファスティングしても大丈夫?」と気になっていませんか?

ファスティングは体のデトックスや健康維持に良いとされていますが、授乳中は赤ちゃんへの影響が心配ですよね。

本記事では、授乳中にファスティングを行う際のメリットやリスク、安全に実践する方法について詳しく解説します。

正しい知識を持って、無理なく健康的に取り組みましょう!

授乳中のファスティングは可能?基本を解説

1-1. 授乳中の体の状態と栄養の必要性

授乳中のママは、母乳を作るために通常よりも多くのエネルギーが必要です。

1日に約350~500kcal多く消費すると言われており、栄養不足になると母乳の質や量に影響を及ぼす可能性があります。

授乳期には、母乳産生のためのエネルギー量のため、+350kcalが必要とされています。

引用:妊娠・授乳期の必要エネルギー量<大塚製薬

1-2. 授乳中のファスティングは基本的にNG

完全な断食(食べ物を一切摂らないファスティング)は、授乳中はおすすめできません

なぜなら、栄養不足によって以下のリスクが高まるからです。

  • 母乳の栄養バランスが崩れる → 赤ちゃんの成長に影響する可能性
  • エネルギー不足で体調不良に → ふらつきや貧血のリスク
  • ストレスで母乳の分泌が減る → 母乳の出が悪くなる可能性

ただし、食事を工夫した「プチファスティング」ならOKな場合もあります。

次の章で詳しく解説します。

授乳中でもできる!安全なファスティング方法

2-1. 無理のない「プチファスティング」とは?

授乳中のファスティングとしておすすめなのは、極端な断食ではなく「プチファスティング」や「置き換えファスティング」です。

例えば以下のような方法があります。

朝食をスムージーや具なし味噌汁に置き換える
16時間ファスティング(8時間以内に食事を摂る)をゆるく実践
固形物を減らして消化に優しい食事を意識する

完全な断食ではなく、栄養を補いながら行うことがポイントです!

2-2. 授乳中におすすめのファスティングドリンク

ファスティング中も、母乳の栄養バランスを維持するために栄養がしっかり摂れる飲み物を選ぶことが重要です。

具なし味噌汁(ミネラル補給)
野菜スムージー(ビタミン・ミネラル補給)
甘酒(アルコール0%)(エネルギー補給)
ハーブティー(カフェインレス)(リラックス効果)

無理に水だけで過ごすのではなく、消化に優しい飲み物を活用しましょう!

授乳中のファスティングで注意すべきポイント

3-1. 低血糖や貧血に注意

授乳中はエネルギー消費が多く、ファスティングによって低血糖や貧血を引き起こすことがあります。

めまいやふらつきが出たらすぐ中止
無理せず、エネルギー補給をする

特に産後すぐの時期は、体が回復途中なので、無理なファスティングは控えましょう。

3-2. 水分補給はしっかりと!

母乳の大部分は水分なので、ファスティング中もこまめに水分補給をすることが大切です。

🚰 1日2リットルを目安に水を飲む
カフェインの少ない飲み物を選ぶ(麦茶、ルイボスティーなど)

水分不足は母乳の量にも影響するため、意識的に補給しましょう!

授乳中のファスティングのメリット

授乳中に無理のない範囲でファスティングを取り入れると、以下のようなメリットがあります。

4-1. 産後ダイエットに役立つ

食事の時間を意識することで、間食を減らし、カロリーをコントロールしやすくなります。

また、消化に優しい食事を摂ることで、内臓の負担が減り、代謝がアップする効果も期待できます。

4-2. 体のデトックスが促される

ファスティングによって消化器官を休めることで、腸内環境が整い、便秘解消につながることも。

授乳中は便秘に悩むママも多いので、効果的です。

4-3. 生活リズムが整う

ファスティングを取り入れることで、規則正しい食事習慣が身につき、体のリズムが整うメリットもあります。

こんな人は授乳中のファスティングを避けよう

以下のような人は、ファスティングを控えるか、医師に相談しましょう。

🚨 産後1〜2ヶ月以内で体力が戻っていない人
🚨 母乳量が少なくなっていると感じる人
🚨 貧血や体調不良を感じている人

無理をすると赤ちゃんにも影響が出るため、慎重に判断してください。

【まとめ】授乳中のファスティングは「無理なく」がポイント!

授乳中のファスティングは、完全な断食はNGですが、「プチファスティング」や「置き換えファスティング」なら安全に取り入れることが可能です。

🌿 授乳中におすすめのファスティング方法
16時間ファスティングをゆるく実践
朝食をスムージーや味噌汁に置き換える
水分補給をしっかりする

無理なく取り入れて、産後の健康維持やダイエットに役立ててみましょう!

もし不安な場合は、かかりつけの医師や助産師に相談しながら、慎重に実践してくださいね!

  • この記事を書いた人

薬剤師の3児ママ

転勤族&ワンオペで、小学生から乳児までの3人を育てる薬剤師ママ(現在はお休み中)です。 無添加や美容など、薬学の知識を生かして在宅で働き子育てと両立できる方法について発信中。 同じように悩むママたちが、少しでも楽に、楽しく過ごせるヒントをお届けします!

-腸活