離乳食が進んでくると、たんぱく質の食材選びに悩む方も多いのではないでしょうか。
そんな中、手軽で栄養価の高い納豆は、毎日の食事作りにとても便利です。
この記事では、離乳食に納豆を使うメリットや、赤ちゃんに安心して与えられる市販のおすすめ納豆をご紹介します。
納豆をいつから与えていいのか、選び方や調理のポイントも詳しく解説します。
離乳食に納豆を使うメリット
納豆は大豆を発酵させて作られる栄養豊富な食品です。
離乳食に取り入れることで、以下のようなメリットがあります。
- 植物性たんぱく質が摂れる
- 鉄分やビタミンB群などの栄養素が豊富
- 食物繊維やナットウキナーゼで腸内環境を整える
- つぶしやすく、加熱すれば調理も簡単
特に食が細い赤ちゃんには、少量でも栄養価の高い納豆は心強い存在です。
納豆は離乳食でいつから使える?
納豆は、離乳食中期(生後7〜8か月頃)から使うことができます。
はじめて与えるときは、以下の点に注意してください。
- ひきわり納豆を選ぶ(皮が取り除かれており、消化しやすい)
- 必ず加熱してから与える(サッと湯通しがおすすめ)
- タレやからしは使用しない
- 少量(小さじ1程度)から始める
納豆は発酵食品なので、赤ちゃんによってはお腹がゆるくなることもあります。
はじめての時は、午前中に与えて様子を見ると安心です。
離乳食におすすめの市販納豆5選
1. タカノフーズ「おかめ納豆 やわらかひきわりミニ(たれ・からしなし)」
赤ちゃん向けにやわらかく加工されたひきわり納豆。
たれ・からしがついておらず、調理の手間も少なく済みます。
皮がなくなっているため、初期の赤ちゃんにも安心です。
2. ミツカン「金のつぶ たれ・からし別添 ひきわり」
たれ・からしが別添タイプなので、赤ちゃんには納豆だけ使えて便利。
粒が小さく、混ぜやすく食べやすい点も人気の理由です。
3. タカノフーズ「国産大豆のひきわり納豆」
国産大豆使用で、素材にこだわりたい家庭におすすめ。
タレやからしがついていない商品もあり、離乳食用に最適です。
風味もやさしく、大豆本来の味を楽しめます。
4. 無印良品「発酵ぬかどこでつくった納豆(ひきわり)」
無添加志向の家庭に人気の無印良品。
保存料や添加物を使わず、自然な味わいが特徴です。
素材の味をしっかり感じられるので、赤ちゃんの味覚を育てるのにも適しています。
5. 生協(コープ)「赤ちゃんのための納豆」
離乳食専用に開発されたコープ商品。
皮を取り除いた状態でやわらかく加工されており、加熱済みなのでそのまま使える点が特徴です。
冷凍保存もでき、まとめ買いにも便利でしょう。
離乳食での納豆の使い方とレシピ例
納豆はそのままごはんに混ぜるだけでも使えますが、以下のような組み合わせで栄養バランスを整えるのもおすすめです。
- おかゆに混ぜる(10倍がゆ〜軟飯まで対応)
- ゆでた野菜(ほうれん草、かぼちゃ、にんじん)と和える
- 豆腐と一緒にすり潰してあんかけ風にする
- うどんに混ぜて食べやすくアレンジする
納豆の粘り気が気になる場合は、加熱することで抑えられます。
よくある質問
Q. 粒納豆はいつから使えますか?
A. 離乳食後期(生後9〜11か月頃)から、しっかり刻めば使用可能です。
Q. 納豆は冷凍できますか?
A. はい、可能です。1食分ずつラップに包んで冷凍し、使うときに湯せんで解凍するのがおすすめです。
Q. 納豆のにおいが苦手です。どうすれば?
A. 加熱することで独特のにおいがやわらぎます。さっと湯通ししたり、ほかの食材と混ぜると食べやすくなります。
まとめ
離乳食に納豆を取り入れることで、手軽にたんぱく質や鉄分などの栄養をプラスすることができます。
選ぶときは、以下の点を意識しましょう。
- ひきわり納豆を選ぶ
- タレ・からし無し
- 国産・無添加だとなお安心
市販の納豆を上手に使って、日々の離乳食をもっと楽に、楽しくしていきましょう。