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薬剤師ママが選ぶ市販の子供風邪薬3選及び注意すべき成分とは

このご時世少しくらいの風邪だったら、セルフケアで何とかしたいと思いませんか?

忙しいママのために薬剤師ママが選んだ市販子供風邪薬選をご紹介。
また、子供には使用したくない成分もお伝えします。

そして、病院に行くよりも、時間やお金の節約なる!?
医療費控除も使えるのか併せてお伝えいたします。

薬剤師ママが選ぶ市販の子供風邪薬3選

キッズバファリンシリーズ!

こちらは症状に合わせて服用することができるのでとっても便利♪

病院に行っても結局、鼻水の薬くらいしかくれなかったり、日数も少ないのでまたもらいに行かないとってなるので…
鼻炎、せきのシロップは常備していますよ(^^♪

 

ムヒのこどもかぜ顆粒a

ムヒの子供風邪顆粒a

アンパンマンが全面に出ていて子供が喜んで飲んでくれます♪

総合感冒薬なので、目立った症状がない場合はこちらを飲ませてあげましょう。

こちらも同じく総合感冒薬で飲みやすい粉薬。

濃いめの野菜ジュースなどに入れると普通に美味しく飲んでくれます。

元々イチゴ味なので、水で飲める子はそのまま飲んでもOK!!

基本は症状に合わせて服用する方がいいですが、複数症状出ている場合は総合感冒薬で様子を見ましょう。

また、発熱が何日も続くや、嘔吐下痢などの症状が続く場合は小児科で見てもらうようにしましょう。
病気の原因を判明してもらう事で、適切な抗菌剤をもらえることもあります。

 

子供に使用したくない成分。

子供は体がまだ出来上がっていないので、服用したらいけない成分があります。

ロキソニンやイブの名前で知られているNSAIDsという成分が入った解熱鎮痛剤。

子供の熱、痛みにはアセトアミノフェンが入っているものだけにしましょう。

ちなみに子供って何歳までかという疑問があるかもしれません。
医学的には15歳を境にしています。
ですので、中学生までは小児用やジュニア用と記載のものを選ぶと間違いないでしょう。

また、カフェインは興奮作用がりますが、子供は感受性が特に高いのでできるだけ入っていないものを選ぶと良いです。

市販薬は医療費控除で節税できるは本当⁉

市販薬でセルフメディケーション制度が開始されたのが2017年。

対象の医薬品を年間1,2万円購入すると、超えた額から税金が返ってくるという制度。

医療費控除は10万円を超えた額が戻ってくるという制度なのですが…
健康な人にはハードルが高い。

そこでセルフメディケーション制度が導入されたのですが、市販薬だったらなんでもいいとう訳ではない。

そこで注意点をまとめました。

注意

  • 対象の医薬品はスイッチOTCのみでパッケージに税控除対象と記載されています。
  • 医療費控除と併用できない。
  • 控除対象金額は8,8万円が上限
  • 定期健康診断など一定の検診を受けておく必要がある

という事で、基本的には小児の薬は対象外になります。

スイッチOTCには、解熱鎮痛剤以外に、胃薬や花粉症の薬、ステロイドなどもあります。
花粉症でアレグラをずっと使っているけど、毎回病院に行くのは大変。
という方は、近くのドラッグストアで購入でき、節税になるので大人は使っていきたい制度ですね♪

まとめ

薬剤師がお勧めする市販薬

  • 子供には注意したい成分があり、小児用を選ぶ
  • 基本は症状に合わせた薬、症状複数の場合は総合感冒薬を。
  • セルメディケーション制度は、スイッチOTC薬なので基本は大人の薬が対象。

常備薬として、鼻水やせき止め、総合感冒薬を今年から置いてはいかがでしょうか?

はなかっぱシリーズは特にお勧めしたいです♪

  • この記事を書いた人

薬剤師ママ

薬剤師、ブロガー、投資家、 ママの働き方改革を応援

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